第26回サデコスクール「親子でつくる楽器教室」開催報告
2013年8月24日(土)・8月25日(日)小川町の埼玉伝統工芸会館にて、第26回サデコスクール「親子でつくる楽器教室」が開催されました。
親子のふれあい、ものづくりの楽しさ、音づくりの楽しさを同時に体験できるこの「サデコスクール」は、今回で第26回を迎えました。今年は親子16組、18名の子ども達が参加、総勢34名の参加となりました。アルペンホルン8名、タイコ10名、ギター1名という内容で、個性豊かなオリジナル楽器の制作に取り組みました。
1日目は、当会館の柴生田さんからのご挨拶、そして、新校長・大塚高由校長の開校挨拶、「サデコ」についての紹介、指導スタッフの自己紹介、「音の仕組み」についての講義などが行われました。
続いて、紙筒タイコの作り方、アルペンホルンの作り方などの説明があり、
いよいよ、オリジナル楽器の制作に入りました。
2日目は、まず、トランペットを筆頭にプロの演奏家たちによる「ミニコンサート」の実施、親子で素晴らしい生演奏を楽しんで頂きました。プロの楽器奏者によるアルペンホルンの音の出し方も披露されました。その後、色彩やデザインの基本を学んで、親子で思い思いのデザインと装飾を施し、オリジナル楽器を完成させました。今年も、丁寧な個別指導により、全ての子ども達が、予定の時間内に素晴らしい自分だけのオリジナル楽器を仕上げました。
子ども達は最後に修了証書をもらい、みんなで外に出て、出来たてのオリジナル楽器をそれぞれ握りしめて、元気で、明るく、誇らしげに演奏会を行ないました。
その楽しい演奏会と楽器づくりの2日間は、子ども達の心に、ずっと残ることでしょう。
取材/撮影 情報文化交流委・福井政弘

SCHOOL2013

授産活動活性化セミナー「つたわるPOPづくりセミナー・実践編」(第1回)

8月1日(木) さいたま市障害者総合支援センターで、施設職員および利用者対象の「つたわるPOPづくりセミナー」を行いました(14:00~16:00)。参加者は、7施設、9名。竹田、江口、守屋、和泉が講師で参加しました。今回は参加者が「POPデザイン」を考え、実際に効果的に「伝えるためのデザイン」を、制作するということで、はじめに、5W1H (いつ、どこで、誰が、何を、どうやって)の基本をPOPの実例をとうしての講義(江口)、その後、参加者は各施設のPOP の5W1Hを抽出、色鉛筆等による絵コンテを作成しました(アドバイス:竹田、江口、守屋、和泉)。このセミナーは、2回シリーズで、次回の9月19日はWordソフトを使ってデザイン制作をします。絵コンテを持ち帰り次回までに、手描きやPC で作成してくることとしました。

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授産活動活性化セミナー「つたわるPOPづくりセミナー・実践編」(第2回)

9月19日(月) さいたま市障害者総合支援センターで、施設職員および利用者対象の「つたわるPOPづくりセミナー」(第2回)を行いました(13:30~16:00)。参加者は、6施設、8名。竹田、江口、金田、菊地、和泉が講師で参加しました。今回は参加者がWordソフトを実際に操作しながら、前回作成した絵コンテ、またPCで作成したものをPOPとして完成させるということでした。はじめに「WordによるPOPデザインの手法」の講義(竹田)があり、レイアウト、色、写真等、エレメントのデザイン構成によって商品イメージは変わってくること、また効果的なレイアウトは整理整頓、まとめる、余白をとる、コントラストをつける等の基本ルールがあることを、説得力のある実例サンプルを使って提示しました。その後(14:00~)、参加者は、絵コンテを基に、A3サイズのPOP制作をPC(Wordソフト)で作成しました(アドバイス:竹田、江口、金田、菊地、和泉)。参加者の皆さんは1時間30分、試行錯誤しながらイメージしたPOPデザインをA3に着地、出力、最後(15:30~)にパネル張りして、イーゼルに載せることができました。細かいところでは、改善、修正するところもありましたが、皆さんは、実践をとおしてPOPデザインを学ばれたことと思います。

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