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サデコMONOがたり

福祉を起点としたソーシャル連携プラットフォーム

コロナ禍で影響を受けた「障がいのある人」の豊かな生活をめざし、福祉を起点としたソーシャル連携プラットフォーム「サデコMONOがたり」。

これにより、福祉と環境・スポーツ・工芸・ブランドなどがデザインの力でつながり、新しい物語(商品‧イベント)が次々に誕生。持続可能で魅力的な地域未来づくりに挑戦しています。


社会課題(障がい者の自立支援)で社会課題(環境問題)を解決

最初の取り組みとして障がい者施設の商品のみを販売するオンラインストアを開設。商品力・経営力を向上させるべく、ブランディング、商品デザイン、プロモーションなどについてデザイナーが支援を行いました。

この取り組みによって、障がいのある人のモチベーションや社会参加意識が向上し、さらに障がい者施設同士の連携により新たな商品も生み出すことができました。さらに活動は広がり、障がい者の自立支援の社会課題への取り組みで環境問題の社会課題の解決へと発展しました。

生まれた物語

福祉×アップサイクルプロジェクト

福祉×伝統工芸

商品によっては5〜6倍の価格設定でも完売になったり、新規顧客が全国に広がったりと、障がいのある人や障がい者施設を取り巻く人々の行動や意識も変わりはじめています。


オンラインストア「サデコMONOがたり」

販売商品は全て障がい者施設で制作されています。障がいのある人たちがプロのデザイナーや職人、シェフに指導・監修を受けながら製作を行なっています。是非お手にとってご覧ください。

取扱商品の例

誕生のきっかけ

障がいのある人の多くは一般企業での就労が難しく、障がい者施設で働きながら生産活動などを行い自立した生活のために努力しています。障がい者施設で働く障がいのある人(利用者)の収入は、商品の売上から支給されます。商品の売上が少ないと、収入が減り、仕事が減り、働く意欲が低下するという悪循環に陥ってしまいます。

良い商品を作っていても多くの人に知ってもらうことができず売上に繋がらないという課題もあります。さらに2019年には新型コロナウイルスによるイベントの中止が相次ぎ、施設はイベントでの販売収入が激減しました。 このような苦しい環境下においてデザインの力で何かできないかと考え、さいたま市の支援を受け、2021年に当ストアの開設に至りました。


福祉のイメージをくつがえす

サイトに並ぶ商品は当協議会のデザイナーにより審査が行われます。製品のデザインをはじめ、製造方法、価格に至るまでチェックが行われます。審査を通過した一定以上の品質を持つ商品だけが掲載されます。これまでの福祉のイメージをくつがえす商品をお届けします。


ストーリーも届く場所として

障がい者施設の商品には、利用者、支える人、産み出されたモノに纏わるたくさんの物語があります。物を通じて、施設や商品の物語もお届けする場所として「サデコMONOがたり」と名付けました。


SDGsの実現に向けて

障がいのある人たちの生きがいのある生活を行える社会を実現するため、商品の売り上げ向上と共に次の目標を目指します。

・障がい者の経済的な自立
・働きがいのある仕事の創出
・障がい者の能力向上による社会的役割の獲得